実家がもはや異次元!おかんのセンスが斜め上すぎる「謎インテリア」図鑑
「実家に帰る」というイベントには、常に恐怖が伴う。なぜなら、そこには我が母――通称「おかん」が作り上げた、狂気とも言える謎のインテリアが待ち受けているからだ。
久しぶりに帰省した私が目にしたのは、もはや美術館というよりは「夢の跡」。今回は、そんなおかんの独創性が爆発した、我が家のシュールなコレクションを紹介したい。
1. 玄関の守護神:顔面偏差値ゼロの「謎の木彫り」
まず玄関に入って度肝を抜かれたのがこれだ。
(※ここに、今にも何かを語りかけてきそうな、微妙に不気味な表情の木彫りの熊の写真を配置)
私:「……これ何?」 おかん:「あら、素敵でしょ? 近所の農家のおじいさんが、『自分の顔に似てるから』ってくれたのよ」
いや、おかん。そのおじいさんの顔が怖いよ。しかもこれ、ただの木彫りじゃない。よく見ると、耳の部分に誰かのシュシュが無理やり装着されているのだ。防犯用なのか、それともファッションなのか。魔除けとしても効き目が強すぎて、泥棒すら家に入るのを躊躇するレベルの威圧感がある。
2. 禁断のDIY:ティッシュケースの「服を着せる」罪
続いて、リビングで見つけたのがこちら。
(※ここに、レースのフリフリした布を強引に巻きつけられ、ティッシュが出る部分からなぜか造花が突き出ているティッシュケースの写真を配置)
おかん:「ティッシュの箱が裸だと可哀想だから、着せてあげたの」
おかんの世界では、ティッシュの箱は「寒そう」なのだ。しかし、この過剰なレースと造花のデコレーションにより、肝心のティッシュが非常に取り出しにくい。一回引き抜くたびに「バサッ!」と造花が攻撃してくる。利便性を完全に無視した、愛情ゆえの暴力である。
3. もはや前衛芸術:トイレットペーパーの「三角折り」ならぬ「アート」
最後に、トイレで見つけた衝撃の一枚。
(※ここに、トイレットペーパーの先が、なぜか折り紙のように複雑な鶴の形に折られ、さらに小さなシールで目までつけられている写真を配置)
私:「……あの、お尻ふく時どうすんの?」 おかん:「崩すのが惜しいでしょう? だからトイレの棚に飾る用よ」
予備のトイレットペーパーを使うための棚なのに、そこが「作品展示スペース」になっていた。予備の役割を放棄し、鑑賞用へと昇華されたトイレットペーパー。もはや哲学の領域である。
おわりに
実家のインテリアは、おかんの「世界を可愛くしたい」という純粋な願いが、現代の美的感覚と衝突して生まれた衝突事故のようなものだ。
「これ、売れるかな?」と真顔で聞いてくるおかんに対し、私は今日も「世界にはまだ早すぎるよ」と優しく嘘をついて、謎の木彫りの熊にそっとお辞儀をして帰路につくのである。
みんなの実家にも、きっと「謎の遺物」が眠っているはずだ。ぜひ、勇気を出して観察してみてほしい。そこには、あなたを爆笑させるための罠が必ず仕掛けられているから。
