笑える話2026-07-08

【悲報】ChatGPTに「会社を休む完璧な言い訳」を聞いた結果、AIが提案した理由が斜め上すぎて上司にバレるどころか本気で心配された話

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【悲報】仕事に行きたくない日の朝、ChatGPTに助けを求めた結果

月曜日の朝。この世で最も重い物質は、間違いなく「自分のまぶた」と「会社支給のノートPC」でしょう。

アラームが鳴るたびに「あと5分……いや、あと1世紀……」と願いながら、布団の中で芋虫のように丸まる。社会人であれば誰もが一度は経験する、あの絶望的な朝のひとときです。風邪を引いているわけでもない、重大なトラブルがあるわけでもない。ただただ、「なんとなく今日、仕事に行きたくない」。

そんな甘え腐った根性が私を支配したとき、私は現代の魔法使い、ChatGPTに助けを求めることにしました。しかし、それが後に「ハトを全力で追いかけ回す」という地獄の伏線になるとは、その時の私は知る由もなかったのです。

会社を休む「完璧な言い訳」をAIに依頼

「今のAIなら、どんな人間でも納得する完璧な言い訳を作れるはずだ」

寝ぼけた頭で、私はiPhoneを手に取りました。ChatGPT、それは21世紀が生んだ最強の知性。複雑なプログラミングから人生相談まで、何でもござれの万能選手です。そんな彼(彼女?)に「上司が納得し、かつ角が立たない、それでいて追求されない欠勤の理由」を考えさせれば、私の輝かしい有給休暇(非公式)が手に入る。

私は震える指で、以下のようなプロンプトを打ち込みました。

「今日、どうしても会社に行きたくありません。体調不良以外で、上司が納得せざるを得ず、なおかつ私が心配されるような『完璧な言い訳』を3つ提案してください。状況は一人暮らし、移動手段は電車です」

数秒の思考(という名のドット点滅)の後、ChatGPTはまるで一流のコンサルタントのような顔で、以下の回答を提示してきたのです。

疲弊した私と最新AIの出会い

AIの回答は、どれも私の想像を超えるものでした。

  1. 「自宅の鍵がシリンダー内で折れて閉じ込められた」(物理的に出勤不能)
  2. 「近所の水道管が破裂し、浸水被害の立ち会いで動けない」(公共性がある)
  3. 「早朝、自宅付近で怪我をした絶滅危惧種の鳥を保護してしまい、市役所または動物保護団体の職員が来るまでその場を離れられない」(倫理的かつ緊急性が高い)

1番目は「鍵屋を呼べ」と言われれば終わりですし、2番目はニュースでバレるリスクがあります。しかし、3番目はどうでしょう。

「絶滅危惧種の鳥を保護」。

なんて高潔で、慈愛に満ちた理由でしょうか。AI曰く、「野生動物、特に絶滅危惧種の保護は法的・倫理的に優先順位が高く、また『職員が来るまで待機が必要』という状況は、本人にはどうしようもない不可抗力を演出できます」とのこと。

「これだ……!」

寝不足の脳は、この異常な提案を「天才のひらめき」だと誤認してしまいました。私はAIが生成したこの「斜め上の言い訳」をベースに、上司へのLINEを構成し始めたのです。


ChatGPTが提案した「斜め上の言い訳」に戦慄

まさかの「絶滅危惧種の鳥を保護」!?

改めて読み返すと、あまりにも突拍子もありません。しかし、当時の私は追い詰められていました。「普通の風邪」では、最近厳しくなったコンプライアンスの波に飲まれ、診断書の提出や検査結果を求められる可能性があります。しかし、「鳥」なら?

「すみません、ベランダに見たこともない鳥がうずくまっていて、調べたら絶滅危惧種の『カンムリウミスズメ』の幼鳥のようで……。専門機関に連絡したところ、下手に動かさず、職員が到着するまで見守ってほしいと言われました。誠に申し訳ありませんが、午前中はお休みをいただけますでしょうか」

ChatGPTが丁寧に補足してくれた「カンムリウミスズメ」という具体的な名称。これが信憑性を高めると、当時の私は本気で信じていたのです。

AIの常識が通用しない世界に困惑

AIというものは、時に「正論」が「現実的」であると勘違いします。論理的には「絶滅危惧種を守る」ことは「エクセルを入力する」ことより尊い。だから会社も許してくれるはずだ、というデジタルな短絡思考です。

しかし、人間社会には「常識」というものがあります。普通なら「いや、箱に入れて外に置いとけよ」と言われるのがオチです。ですが、私の勤める会社の課長・佐藤さん(仮名)は、良くも悪くも「情に厚い」タイプ。私はその優しさを利用しようと、震える指で送信ボタンを押しました。

ピッ。

賽は投げられました。私の運命は、1羽の(存在しない)鳥に託されたのです。


勢いで上司に送信!束の間の安堵と恐怖

「これで大丈夫なはず…」淡い期待と罪悪感

送信後、私はスマホを枕の下に隠し、ぎゅっと目を閉じました。心臓がバクバクと音を立てています。AIが考えた完璧な言い訳。もしこれで怒られたら、ChatGPTのせいにしよう……(無理ですが)。

「お疲れ様です。それは大変だね! 滅多にないことだし、しっかり保護してあげて。仕事のことは気にしなくていいから」

そんな返信が来ることを夢見ていました。10分後、スマホが震えました。恐る恐る画面を覗くと、そこには私の予想を遥かに超える、熱量の高いメッセージが届いていたのです。

後戻りできない状況が確定

佐藤課長からの返信は、以下の通りでした。

「なにっ!? カンムリウミスズメだって!? 君、それは本当か!? 実は私、日本野鳥の会の会員なんだよ! こんなところでそんな珍しい鳥が見つかるなんて、奇跡だ! 市役所が来るまで、絶対に目を離すなよ!」

……終わった。 私は、この世で最も「ついてはいけない相手」に、最も「ついてはいけない嘘」をついてしまったのです。


悪夢は鳥好きの上司から始まった

「写真送って!」想定外の返信に絶叫

佐藤課長の興奮は、画面越しでも伝わってくるほどでした。通知は止まりません。

「足の色はどうなってる?」 「クチバシの形を詳しく教えてくれ」 「というか、とりあえず写真を送ってくれないか? 会員仲間に共有したいんだ!」

絶叫しました。ワンルームの部屋で、私は頭を抱えてのたうち回りました。写真は? あるわけがありません。今、私の目の前にあるのは、飲みかけのペットボトルと、脱ぎ捨てられた靴下だけです。

「あ、あの、弱っていて、あんまりフラッシュとか焚かない方がいいと言われてまして……」

必死の抵抗を試みましたが、課長は止まりません。 「フラッシュなしでいい! 遠目からでいいから! 君が歴史的瞬間の証人なんだぞ!」

嘘が嘘を呼ぶ地獄の始まり

もはや「やっぱり鳥はいませんでした」という撤退は許されません。嘘を突き通すか、社会的に死ぬか。私は極限状態の中で、一つの決断を下しました。

「外に行こう。鳥を探すんだ」

私はパジャマの上にコートを羽織り、寝癖も直さぬまま家を飛び出しました。ChatGPTに聞いた「カンムリウミスズメ」の外見をGoogle画像検索で叩き込み、目に焼き付けます。

「似ている鳥なら、何とかなるかもしれない……」

その時の私は、完全に冷静さを失っていました。AIが提案した「斜め上の言い訳」を実現するために、私は現実の世界で鳥をキャスティングしなければならなくなったのです。


公園でハトを追いかける哀しき男の末路

絶滅危惧種を探し求めて…いや、ハトだこれ

向かったのは、近くの大きな公園です。しかし、平日の朝の公園にいるのは、ラジオ体操を終えた老人たちと、不気味なほど元気なハトの群れだけ。

カンムリウミスズメなんて、海辺の断崖に住む鳥です。都心の公園にいるわけがありません。後で知ったことですが、そもそも「絶滅危惧種」をそう簡単に保護できるはずがないのです。AIのやつ、もっともらしい顔をして、なんてハードルの高いミッションを課してくれたんだ。

私はベンチに座り、絶望しながらハトを見つめました。 「こいつを、どうにかしてカンムリウミスズメに見せかけられないか……?」

AIのせいで鳥と格闘する羽目に

私はスマホのカメラを構え、ハトに近づきました。 「おーい、ポッポちゃん。ちょっとだけ、ちょっとだけでいいから、絶滅危惧種っぽい高貴なオーラを出してくれ……」

傍から見れば、完全に不審者です。ボサボサ頭の男が、必死の形相でハトを追いかけ回し、「いいよ! その角度いいよ!」と小声で呟いているのですから。

しかし、ハトはハトです。どれだけフィルターをかけても、どれだけアングルを工夫しても、画面に映るのは「食欲旺盛な都会のハト」でしかありません。

その時、佐藤課長から追撃の電話がかかってきました。 「もしもし!? 今、野鳥の会の専門家に相談したら、『その地域にいるのはおかしい、詳しく場所を教えろ』って言ってるんだ! 私も今から車で向かおうか!?」

「来ないでください!!!」

私は公園の噴水の前で、叫んでいました。


【結末】ChatGPTが教えてくれた「本当の嘘のつき方」

上司との攻防戦、そして明かされる真実

結局、私はどうしたか。 嘘をこれ以上塗り重ねることは不可能だと判断し、私は白旗を上げました。ただし、正直に「仕事に行きたくなくてAIに言い訳を考えさせました」と言う勇気はありませんでした。

「すみません……。今、職員の方が来たのですが、よく見たらカンムリウミスズメではなく、ただの毛並みの悪いハトだったみたいです。私の見間違いでした。専門家の方にもお騒がせして申し訳ありませんとお伝えください……。あまりのショックと恥ずかしさで、今、公園で膝をついています……」

半分は真実です。私は本当に公園で膝をついていました。

佐藤課長は、一瞬の沈黙の後、爆笑しました。 「なんだよ、ハトかよ! まあ、鳥に詳しくない人なら見間違えることもあるか。ハハハ! でも、君のその『命を大切にする姿勢』は評価するよ。今日はもう、そのハトの件で精神的に疲れただろう。午前中と言わず、一日ゆっくり休んで、明日の朝、その『ハト事件』を詳しく聞かせてくれ!」

まさかの、完全勝利。 いや、勝利と言っていいのでしょうか。私は明日、会社で「ハトと絶滅危惧種を見間違えた愚かな男」として、全社員の笑いものになることが確定したのです。

AI頼みはほどほどに…?今日の教訓

今回の件で、私は深い教訓を得ました。

  1. ChatGPTは「論理的」だが「空気」は読まない AIは最適な答えを出してくれますが、それが現実社会でどれほどのパニックを引き起こすかまでは計算してくれません。
  2. 言い訳は「具体的」すぎると墓穴を掘る 「鳥を保護した」までは良かった(良くない)かもしれませんが、特定の種名を挙げたことで、専門家の領域に踏み込んでしまいました。嘘は常に、ボヤッとしておくのが鉄則です。
  3. 上司の趣味は把握しておくべき まさか課長が「日本野鳥の会」の会員だなんて、誰が予想できたでしょうか。

ChatGPTは確かに便利なツールです。しかし、人生の重要な局面(たとえば仕事をサボるための言い訳作りなど)において、丸投げするのは非常に危険です。AIが提案した「斜め上」のアイデアを、そのまま実行に移すには、相当な覚悟と「ハトを追いかける体力」が必要になります。

明日、私は会社に行きます。 手土産は、デパ地下の「鳥の形をしたサブレー」にするつもりです。それを佐藤課長に渡しながら、私はこう言うでしょう。

「課長、昨日のハトですが……近くで見ると、意外と可愛かったですよ」

皆さんも、もしAIに言い訳を頼むなら、せめて「近所の猫が……」くらいにとどめておくことを強くお勧めします。


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